7/21 GPT神戸 in FAIRE
2014年7月21日 TCG全般 コメント (4)でスタッフしてきました。
フォーマットはモダンで、参加人数は39人。スイスドロー6回戦からの上位8人でのシングルエリミ
参加者の皆さんの協力もあり、数名のデッキリストの漏れやライブラリーのシャッフル中などでの非公開領域のカードを見たことによる罰則というありがちなもの以外は特に問題なく進行していたように思います。
唯一といってもいい、やらかしポイントはクリックミスで1ラウンド終了時にスタンディングを刷った点。
そんなもんを見て誰が得するんだ?
まぁ前回のリペアリングと違い、大会の進行そのものに影響はなかった事が救い。
今回のGPTで受けた質問で多かったものは、最後の情報が絡むものです。
具体的には、《風立ての高地/Windbrisk Heights》の2番目の起動型能力の起動にスタックして、《地盤の際/Tectonic Edge》の2番目の起動型能力で高地を破壊した場合
秘匿のテキストによって追放されているカードは唱える事が出来るのかというものでした。
この状況が起こった場合は最後の情報というルールに従って処理されます。
統合ルールから該当する部分を引用すると
という糞長い上に分かり難い文章が出てきます。
結果だけを言ってしまうと、起動してしまえば秘匿土地が戦場を離れようとも追放されていた呪文をとなる事が出来ます。
ルール的な説明を省いて、実際にモダンで起き易いものを並べると
・秘匿土地の起動に対応して、秘匿土地を破壊した。→追放されているカードは唱えることができる。
・カウンターが2つ乗った《霊気の薬瓶/AEther Vial》の起動に対応して、その薬瓶を破壊した。→薬瓶を起動したプレイヤーの手札に点数で見たマナコストが2の生物が居れば出すことができる。
・《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》が場に出た時に誘発するダメージを飛ばす能力に対応してレッドキャップが破壊された。→レッドキャップが戦場を離れる直前のパワー分のダメージが飛ぶ。
・《野生のナカティル/Wild Nacatl》が戦場に出る事で、《実験体/Experiment One》の進化が誘発した。その誘発に対応してナカティルを破壊した。→実験体の上に+1/+1カウンターが一つ乗る。同様に、誘発に対応してナカティルのサイズが実験体と同じかより小さくなった場合でも進化は解決される。
などが挙げられます。
これらのように最後の情報が絡む状況はMTGに触れているとそこかしこで発生します。
カードの使用者がそのカードについてのルーリングをある程度把握しており、それについて説明することが理想ではありますが
MTGというカードゲームには、この最後の情報のルールもそうですが、直観的に理解し辛く、慣れているプレイヤーでも間違えてしまうルールも多々あるので
少しでも疑問に感じたら、その場で適当に進めずに、ガンガン呼んでください。
以前の記事にも書きましたが、ルール的に間違った行動を取ってしまい、それにお互いのプレイヤーが気が付かずにゲームを進めてしまった場合
競技レベル以上の大会では両者に警告を出される可能性があります。
まぁそんな感じ
プレイしてなくても疲れるものは疲れる。
とりあえずしばらく競技レベルの大会のジャッジはやらなくて良いはずなので一心地つける感
フォーマットはモダンで、参加人数は39人。スイスドロー6回戦からの上位8人でのシングルエリミ
参加者の皆さんの協力もあり、数名のデッキリストの漏れやライブラリーのシャッフル中などでの非公開領域のカードを見たことによる罰則というありがちなもの以外は特に問題なく進行していたように思います。
唯一といってもいい、やらかしポイントはクリックミスで1ラウンド終了時にスタンディングを刷った点。
そんなもんを見て誰が得するんだ?
まぁ前回のリペアリングと違い、大会の進行そのものに影響はなかった事が救い。
今回のGPTで受けた質問で多かったものは、最後の情報が絡むものです。
具体的には、《風立ての高地/Windbrisk Heights》の2番目の起動型能力の起動にスタックして、《地盤の際/Tectonic Edge》の2番目の起動型能力で高地を破壊した場合
秘匿のテキストによって追放されているカードは唱える事が出来るのかというものでした。
この状況が起こった場合は最後の情報というルールに従って処理されます。
統合ルールから該当する部分を引用すると
112.7a いったん起動し、または誘発したら、能力はその能力の発生源とは独立して スタックに存在する。以降、その能力の発生源を破壊したり除去したりしても、能力には影響を及ぼさない。いくつかの能力は、その能力が直接何かをするのではなく、その能力の発生源に何かをさせることに注意すること(例えば、「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。放蕩紅蓮術士はそれに1点のダメージを与える」)。このような場合、効果を分配するために能力の発生源の情報を参照する起動型能力や誘発型能力は、その能力をスタックに積む時点でその情報をチェックする。それ以外の理由で発生源の情報を参照する能力は、その能力の解決時にその情報をチェックする。いずれにせよ、チェックする時点で発生源が既に元あった領域にない場合、その能力の発生源の、その領域を離れる直前の情報を使う。すでに存在しなくなっていても、発生源がその処理を行なう。
という糞長い上に分かり難い文章が出てきます。
結果だけを言ってしまうと、起動してしまえば秘匿土地が戦場を離れようとも追放されていた呪文をとなる事が出来ます。
ルール的な説明を省いて、実際にモダンで起き易いものを並べると
・秘匿土地の起動に対応して、秘匿土地を破壊した。→追放されているカードは唱えることができる。
・カウンターが2つ乗った《霊気の薬瓶/AEther Vial》の起動に対応して、その薬瓶を破壊した。→薬瓶を起動したプレイヤーの手札に点数で見たマナコストが2の生物が居れば出すことができる。
・《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》が場に出た時に誘発するダメージを飛ばす能力に対応してレッドキャップが破壊された。→レッドキャップが戦場を離れる直前のパワー分のダメージが飛ぶ。
・《野生のナカティル/Wild Nacatl》が戦場に出る事で、《実験体/Experiment One》の進化が誘発した。その誘発に対応してナカティルを破壊した。→実験体の上に+1/+1カウンターが一つ乗る。同様に、誘発に対応してナカティルのサイズが実験体と同じかより小さくなった場合でも進化は解決される。
などが挙げられます。
これらのように最後の情報が絡む状況はMTGに触れているとそこかしこで発生します。
カードの使用者がそのカードについてのルーリングをある程度把握しており、それについて説明することが理想ではありますが
MTGというカードゲームには、この最後の情報のルールもそうですが、直観的に理解し辛く、慣れているプレイヤーでも間違えてしまうルールも多々あるので
少しでも疑問に感じたら、その場で適当に進めずに、ガンガン呼んでください。
以前の記事にも書きましたが、ルール的に間違った行動を取ってしまい、それにお互いのプレイヤーが気が付かずにゲームを進めてしまった場合
競技レベル以上の大会では両者に警告を出される可能性があります。
まぁそんな感じ
プレイしてなくても疲れるものは疲れる。
とりあえずしばらく競技レベルの大会のジャッジはやらなくて良いはずなので一心地つける感
コメント
今も当時も、そりゃないだろって思った。
起動したら能力立ち消えたンゴ…
古い日本語版だと翻訳が統一されてない場合があって参考にならないこともありますが
まぁif節も説明が面倒この上ないのでそのうちやりますかね