《謙虚》と《絵描きの召使い》
2014年1月28日 MTG ルーリング コメント (7)
ってコメントを見てなんとなく引っ掛かりを覚えていて、今やっとなにがおかしいのか気が付いたので適当に解説。
その時の盤面はこちらは謙虚、ペインター（指定：黒）、丸砥石、独楽、土地6枚ほどをコントロールしていて
相手の場にはコジレックと砥石を刺した針、そして20マナ以上出る状態の土地とウギンの目。
この状態でウギンからウラモグをサーチし、謙虚を割り、手札からカンデラをだしてエムラサーチという流れ。
たぶん謙虚が割れたことでペインターのテキストが復活した的な勘違いをしているっぽいんですが
そもそもペインターのテキストは謙虚が置いてあっても関係なく働くんですよね。
第1種：コピー効果（例：クローン/Clone）
第2種：コントロール変更効果（例：支配魔法/Control Magic）
第3種：文章変更効果（例：幻覚/Mind Bend）
第4種：カード・タイプ・サブタイプ・特殊タイプ変更効果（例：自然の類似/Natural Affinity）
第5種：色変更効果（例：純粋の色/Purelace）
第6種：能力追加、能力除去効果（例：原初の激情/Primal Frenzy）
第7種：パワー・タフネス変更効果
ペインターの継続的効果は 第5種：色変更効果っていうものに分類され
謙虚の継続的効果は能力を失わせる 第6種：能力追加、能力除去効果と、パワータフネスを1/1にする 第7種：パワー・タフネス変更効果に分けられる。
第7種はもう少し細かく分けられるけど今回はあまり関係のない部分なので割愛。
継続的効果は、種類別に従って第1種から順に適用されるので、謙虚によって能力を失っても関係なく
何かをコピーしたクローンはコピーのままだし（第1種）、月の大魔術師は基本でない土地を山にするし（第3種）
アメボもすべてのクリーチャータイプを持って（第4種）、ペインターも元気にカードに色を追加する（第5種）。
なので、ペインターが場に居る時のウギンの目はサーチもマナコストの軽減も出来ない土地になります。
直観的じゃないしわかりにくい事この上ないけれど、頭の片隅に置いておくと、謙虚貼られた場面で役立つかもしれないので覚えておくといいかもしれない。
因みに同じ種類別の効果が複数適用される場合は、さらにタイムスタンプが絡んでくるので元気のある人は自分で調べてどうぞ
もっと詳しい解説はwikiをそのまま貼り付けますがここを確認してください。
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E5%88%A5
コメント
効果無効にしても働くテキストって意味なら誓約効果みたいなのもありますけど
勝っちゃった試合がだいぶ前にありましたｗｗ
ただペインター使ってる側が知らないのは流石に許されませんわｗｗ
つまり、それぞれ独立した種類になるから、常在型能力でp/tの変更でないものはそのままの能力で有り続ける。p/tの変更ならばタイムスタンプ順ってことなんですね…全く知らなかった
これってサリアとか白銀の天使はどうなるんでしょうか？継続的能力ではなく、常在型能力だから、消えるんでしょうか？
無知ですみません…
そいつらの能力は余裕で消えます。
もし常在型能力が消えなかったら誰も謙虚を使わなくなるはず。